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映画「違国日記」感想

*この記事にはプロモーションが含まれています

映画「違国日記」は、漫画家ヤマシタトモコさんによる漫画が原作の作品です。
映画版では、新垣結衣さんと早瀬憩さんのダブル主演となっています。

こちらでは、映画の特徴やあらすじをまとめた記事になります。

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映画「違国日記」の特徴

映画「違国日記」は、現代の日本社会で生きる若者が抱える心の葛藤や、自分と向き合う大切さを描いた作品です。
この映画の最大の特徴は、日常生活の中で起こる小さな出来事を通して、登場人物たちが成長していく過程を丁寧に描写していることです。

  • リアリティあふれる登場人物たち:本作では、個性豊かで現実味のあるキャラクターが登場します。特に主人公たちが抱える悩みや不安は、多くの方が共感できるものでしょう。
  • 深く共感できるテーマ:人間関係や自己成長など、誰もが一度は考えるようなテーマが扱われており、観る人に大切なことを考えさせる機会を提供します。
  • 繊細な映像美と音楽:映像や音楽の使い方も、観る人の感情に寄り添うように工夫されています。例えば、静かなシーンではゆったりとした音楽が流れるなど、観る人に深い印象を残す仕上がりになっています。

心の奥にそっと寄り添ってくれるような温かみのある作品です。

映画「違国日記」のあらすじ

両親を交通事故で亡くした15歳の朝(早瀬憩)。葬式の席で、親戚たちの心ない言葉が朝を突き刺す。そんな時、槙生(新垣結衣)がまっすぐ言い放った。

「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」

槙生は、誰も引き取ろうとしない朝を勢いで引き取ることに。こうしてほぼ初対面のふたりの、少しぎこちない同居生活がはじまった。人見知りで片付けが苦手な槙生の職業は少女小説家。人懐っこく素直な性格の朝にとって、槙生は間違いなく初めて見るタイプの大人だった。対照的なふたりの生活は、当然のことながら戸惑いの連続。それでも、少しずつ確かにふたりの距離は近付いていた。

だがある日、朝は槙生が隠しごとをしていることを知り、それまでの想いがあふれ出て衝突してしまう――。
引用:「違国日記」公式サイト

  • 出会いと戸惑い:物語の冒頭で、主人公の少女は両親の事故死をきっかけに、これまであまり関わりのなかった叔母と同居を始めます。突然の環境の変化に戸惑いながらも、彼女は新しい生活を受け入れようと努力します。
  • 心の壁と理解:叔母もまた、他人との距離を保つ性格であり、少女と接することにぎこちなさを感じています。しかし、彼女が抱える孤独や過去の傷が徐々に明らかになり、二人の間には次第に信頼と理解が芽生えていきます。
  • 成長と未来:二人は互いに支え合うことで、自分の中にある不安や寂しさと向き合い、成長を遂げていきます。ラストに向かうにつれ、彼女たちが共に過ごした時間がどれだけ大切だったかがわかる感動的な場面が待っています。

家族の絆や人と人との関わりの大切さを感じさせる物語です。

映画「違国日記」の登場人物

映画「違国日記」には、個性豊かで深みのあるキャラクターが登場し、それぞれが物語に大きな影響を与えています。

  • 田汲 朝(早瀬憩)
    主人公の一人であるユキは、両親を事故で失った少女です。思春期特有の繊細さと、不安定な心を抱えながらも、新たな生活に適応しようとする姿勢が印象的です。朝は、他者と自分を比較してしまいがちですが、叔母との生活を通して、少しずつ自分自身と向き合う勇気を身につけていきます。
  • 高代 槙生(新垣結衣)
    ユキの叔母であり、小説家として活動する槙生は、物静かで控えめな性格です。幼い頃から人との距離を保つ傾向があり、朝と同居を始めても、すぐには心を開くことができません。しかし、朝との関わりを通じて、自分自身の孤独や過去の傷と向き合うようになり、彼女もまた新しい一歩を踏み出していきます。
  • 朝の親友
    朝の友人も物語に登場し、彼女が日常生活の中で感じる悩みや葛藤を共有する存在として重要な役割を果たしています。彼女たちの会話や交流を通して、朝が抱える心の問題がより浮き彫りになり、観る人に共感を与えます。
  • 槙生の知人たち
    槙生の学生時代の友人や元恋人も登場します。彼らの存在は、槙生にとって支えとなり、彼女が朝との関係を見つめ直すきっかけを与える重要な人物たちです。彼らのアドバイスや支えが、槙生が朝と心を通わせる上で大きな助けとなっています。

登場人物それぞれが持つ個性や過去が物語に影響を与え、彼らの成長や変化がストーリーをより深いものにしています。

感想

自分の気持ちをうまく伝えられない朝が、槙生との共同生活をすようになってから、次第に自分の中にある気持ちを表に出せるようになっていっているのが印象的でした。
また、槙生もはじめはぎこちない接し方をしていたのが、心を開いて2人の中に信頼関係が築けているのを感じられました。

槙生役の新垣結衣さんの今までの役柄を見ていると、「良い子」「しっかりした人」という印象が強かったです。
しかし、この作品だとちょっとズボラな、不器用なそんな一面を見ることができ新鮮でした。

劇中では、朝が歌うシーンがあるのですが、早瀬憩さんの歌声が爽やかで心地よい気持ちになれ、おすすめポイントです。

ぜひ、一度観てみてください。

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  • この記事を書いた人

miwa

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