「MBTI診断でISFP(擁護者)って出たけど、同じISFP同士の恋愛ってうまくいくのかな?」
そんなふうに気になっている方も多いのではないでしょうか。
ISFP(擁護者)は、繊細で感受性が豊か、そしてマイペースで人にやさしい性格として知られています。
そんな同じ気質を持ったふたりが恋愛関係になると、一体どんなふうになるのでしょう?
この記事では、ISFP同士 恋愛の相性や特徴、うまくいくためのポイント、実際のエピソードまでを、やさしい言葉でくわしくご紹介します。
これから恋を始めたい人も、今ISFP同士でお付き合いしている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ISFPの性格をやさしく解説
まずはISFPがどんな性格のタイプなのか、やさしく振り返ってみましょう。
- 感受性が豊か:音楽や絵、美しい風景などに心が動かされるタイプ
- マイペース:他人に合わせるより、自分のリズムで行動したい
- やさしくて思いやりがある:人に対して無理に押しつけたりせず、自然体で接する
- 静かな時間が好き:にぎやかな場所より、静かで落ち着いた場所を好む傾向
ISFPは、外に向かって派手に自分を表現するタイプではありませんが、心の中には深い情熱や優しさを持っています。
そのため、ふたりともISFPという関係性では、静かであたたかい恋愛になりやすいのが特徴です。
なぜ「似た者同士」が惹かれ合うのか、それは相手の気持ちが理解できストレスが少ないので、衝突やすれ違いが起こりにくいという理由があることがわかりました。「似た者同士」は常に自然体で過ごせるので、居心地がよく安定した関係を築きやすいのです。
出典:oggi「やっぱり相性がいい? どうして「似た者同士」は惹かれ合うのか。友情や恋愛における「似た者同士」の特徴などを解説」
ISFP同士 恋愛の相性はどう?
結論から言うと、ISFP同士の恋愛の相性はとても良いといわれています。
その理由を、もう少しくわしく見ていきましょう。
● 一緒にいて落ち着く関係
ISFPはお互いに無理をせず、自然体でいられる関係を大切にします。
- 沈黙があっても気まずくない
- 同じ空間にいながら別々のことをしていても心地いい
- 相手を変えようとせず、ありのままを受け入れられる
こうした空気感は、ISFP同士の恋愛ならではの魅力です。お互いに干渉しすぎず、でもちゃんとつながっている。
そんな距離感が保てます。
● 共通の趣味が見つかりやすい
ISFPタイプは、美的センスや感覚的なものへのこだわりが強い傾向があります。
そのため、次のような趣味を共有しやすいです。
- 自然を感じられるアウトドア(ハイキング、海辺の散歩など)
- 写真撮影や手作りクラフト
- 音楽鑑賞やアートめぐり
- カフェ巡りなど、静かで雰囲気のいい場所が好き
一緒に好きなことを楽しめると、関係がより深まりますよね。
ISFP同士 恋愛では、価値観の一致が大きな安心感になります。
似ているからこそ、すれ違いやすいことも
仲が良くて安心できるISFP同士でも、注意したいポイントもあります。
特に多いのは、「言葉にしないで察してほしい」と思ってしまう点でしょう。
● お互いに気を使いすぎてしまう
ISFPはやさしい性格の人が多く、「相手が嫌な気持ちにならないように」と遠慮することが多いです。
でも、ふたりとも遠慮してしまうと…
- 本音が言えない
- モヤモヤがたまる
- 気づいたらちょっと距離ができている
こんな状態になってしまうことがあります。
● 感情表現が控えめになりがち
ISFPは、言葉で気持ちを伝えるのが得意ではない人も多いです。
「本当はもっと会いたかった」「もっと甘えたい」と思っても、それを言えずに飲みこんでしまう…。
その結果、誤解が生まれてすれ違いが起きることもあります。
恋愛関係では、こうした「察してほしい」が積み重なると、気持ちがズレてしまうこともあるので注意が必要です。
ISFP同士 恋愛をうまく続ける3つのコツ
ISFP同士 恋愛をうまく続けるコツ①小さな「ありがとう」や「好き」を大切に
ISFP同士では、意識的に言葉で伝えることがとても大切です。
「ありがとう」「一緒にいられてうれしいよ」など、ほんのひとことでもいいので、日常の中で気持ちを表現していきましょう。
言葉にするのは少し照れくさいかもしれませんが、それが相手にとって安心感につながるのです。
ISFP同士 恋愛をうまく続けるコツ②一人の時間も尊重し合おう
ISFPは、ひとりで過ごす時間も大切にしたいタイプです。
「なんとなく今日はひとりでゆっくりしたいな…」と思ったとき、それをわかってもらえる関係はとても心地よいですよね。
逆に、相手が一人になりたいときは、「嫌われたのかな」と不安にならずに、そっと見守るのがポイントです。
ISFP同士 恋愛をうまく続けるコツ③気持ちがズレたときは、早めにやさしく伝える
我慢しすぎると、ある日突然気持ちが爆発してしまうこともあります。
「ちょっと寂しかったな」「これからはこうしてもらえるとうれしいな」など、やんわりと自分の気持ちを共有する習慣を持つことが、長く付き合っていくコツです。
まとめ:ふたりらしいペースで、やさしい恋を育てよう
ISFP同士 恋愛は、お互いを大切に思いやりながら、ゆっくりと信頼を築いていける関係性です。
沈黙を気まずく感じない、静かだけどあたたかい時間を共有できるって、とても素敵なことですよね。
ただし、似ているからこそ「わかってくれるはず」という思い込みで、すれ違ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、少しずつでも気持ちを言葉にしていくことが、ふたりの心の距離をぐっと縮めてくれますよ。
恋愛の形は人それぞれですが、ISFP同士だからこそ作れる、やさしくて心地よい恋のかたちがあります。
これからもふたりのペースで、無理せず、心からリラックスできる関係を育てていってくださいね。